朝は一分一秒長く寝ていたいもの。からだもだるいし、朝ごはんも
食べたくない。ダイエットもしたいことだし、と朝食を抜くと――。
脳は飢餓状態に陥ってしまいます。
脳のエネルギーはブドウ糖です。
食べものの糖分は食後4時間で吸収されてしまいます。そこで
4時間たつと肝臓からグリコーゲンを出して、脳に糖分を送りはじめ
ます。
しかし、
肝臓には半日分のグリコーゲンしかためておけないのです。
朝ごはんで糖分を補給しないと、血糖がさがって脳は働けなくなります。
さらに肝臓からグリコーゲンを出すと、いっしょにアドレナリンが出て
しまいます。腹がへってイライラ、という状態になるのです。
ためしてガッテンの朝食を食べない人のテストは、時間を追うごとに
ミスがどんどん増えています。
朝食をたべると集中力・記憶力がまし、やる気のもとになる中枢神経
細胞核を刺激。意欲的、元気な午前中をすごすことができます。
脳に必要なブドウ糖は一日120g。糖分も遠慮なくとりましょう♪